根管治療を始める前に、レントゲン撮影を行います。レントゲンで、虫歯の深さ、根の形態、根の数、根の先の骨の状態などを確認します。歯によって根の数は異なり、前歯は通常1本、小臼歯は1〜2本、大臼歯は2〜4本の根があります。また、根の形は複雑に曲がっていることもあり、治療の難易度に影響します。
症状や検査結果をもとに、歯髄が保存できるか、根管治療が必要かを判断します。歯髄炎が軽度で一部の歯髄が健康であれば、「部分断髄」という歯髄を一部残す治療を行うこともあります。しかし、炎症が歯髄全体に及んでいる場合や、すでに歯髄が死んでいる場合は、完全な根管治療が必要です。

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